2007年02月12日

MT03のアフターバーンその3

アクセル全閉でコーナーに侵入し、コーナーの途中から軽くあける一瞬、
失速してしまいます。
購入した当時から、コーナーでギクシャクして上手く走れないと思っていたのですが、
原因はそこにあるようです。
インジェクションという、今まで触った事もない代物ですので、
何をどうすればいいのかサッパリで・・・・┓(´_`)┏

でも、少し冷静になって考えてみました。
この症状は、キャブレターでも体験した事があります。
例えば、ガスが濃すぎたり或いは薄すぎたりするとこんな症状が出たような。
でもインジェクションだから、ガスの調整は簡単には出来ないし・・・・!
そうだ。エアークリーナーを外したら薄くなるんじゃないだろうか。(素人考えだね(^^;)

早速実験。
完全には無くならないのですが、ギクシャクする程酷くはなく、
充分、我慢出来る範囲に収まりました。
でも、少しパワーが落ちたかな。
それと、アフターバーンがさらに少なくなりました。
その事からすると、標準の設定ではガスが濃いって事でしょうか・・・?

何か調整出来る良い方法はないのか、ネットでいろいろ調べてみると、
TPS(スロットルポジションセンサー)がスロットルの開度を検知し
それを元に適切な燃料を噴射する・・・。もちろんそれだけではないですが。
これを調整すればガソリンの噴出量が変えられるかも。(これも素人考え(^^;)

早速実験。(エアークリーナーは外しています)
TPSを調整し、電圧を上げてみると(多分濃くなる方)パワーが向上。
でも、アフターバーンが酷くなります。
失速もエアークリーナーを外した時と同じくらいに収まっています。
燃費が少し悪くなっています。
電圧を下げると、エンジンが止まってしまったので、実験はしませんでした。

どのような不具合が発生するか解りませんので、決してマネはしないで下さいね。
多分皆さんのMT03は、こんな事までしないと乗れないなんて事は無いでしょうしね(^-^)

posted by simple at 23:02| Comment(17) | MT03 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

MT03のアフターバーンその2

レッドバロンで、アフターバーンの発生に関連しそうな各センサー類を
全て交換しましたが、結果、直りませんでした(;;)
自分なりに考えた事をやってみようと思い、車両を一旦引き上げて来ました。

このバイクには、排ガス対策のために二次エアーインダクション
システムという装置が装着されており、これがアフターバーンの
発生する一つの要因でも有るようです。
じゃあ、これを外してしまえという事で、ネットで得た情報を元に
機能をカット。
これが結構効果があり、かなり改善されました。(今までが酷かったからね)
でも、こんなやり方で改善されても納得出来ないな。
本来ならこの機能が正常に作動して問題なく走れるのが普通だもんね。

でもまぁ、しばらくはこの状態で様子を見ようとそれから千㎞ほど
走ったのですが、アフターバーンが気にならなくなったら、今度は・・・・(;¬_¬)

結構、しっかりしたフレームです。XTとは別物ですね。
バッテリーがタンクの下なので、メンテが大変です。
その他の整備性も良くなく、デザインやコンセプトを優先しているように
見えます。

タンクはプラスチック製。燃料ホースはカプラーで接続。接続部がプラスティクックなので、
折れちゃいそうで、脱着はかなり気を遣います。整備に自信がない人は、
お店に任せた方が無難です。

エアークリーナーボックスに、二次エアーのホースが接続されていますが、
このホースを外してメクラ蓋をします。
これが原因でエンジンが破損するかもしれませんので、絶対マネはしないように。
壊れても、私責任は負えませんm(_ _)m

posted by simple at 00:11| Comment(4) | MT03 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

MT03総評

総評といっても、300キロ程しか走っていないので、
このバイクの全てを知り尽くしたという訳ではありませんが、
解る範囲の事、感じた事を記載したいと思います。

また、比較対象が有ると説明しやすいので、私が所有する少し改造しているSRXとさせて頂きます。ちなみに私のSRXは

エンジン   ノーマル(608㏄)
マフラー    ノーマル
キャブレター  FCR35パイ
サスペンション 前後WP
ブレーキ    F モスキャリパー Rブレンボ

こんな仕様です。

比較
エンジン性能
私のSRXは3.00回転から常用域となり7.000回転までトルクの落ち込みもなくフラットな特性で引っ張っていきます。
一方MT03は4.500回転位まで同じように引っ張っていきますが、そこからは、さらに
勢い良く引っ張っていきます。ただ、まだ慣らし運転の状態ですので、6.000回転までしか回していないので、その先がどうなのかまだ分かりません。
SRXと比較して、MT03のパワーに不満を持つ事は多分無いでしょう。
但し、チューニングした車両と比較すればどうなんでしょうか?

峠では
MT03はタイトなコーナーでの切り返しがとても楽に出来ます。
SRXも決して重たくはないはずですが、乗り換えて直ぐは
こんなに重たかったのかと、流石に年式の差を感じていまいます。
ただ、コーナーリング中は、SRXは思い通りのラインをトレースしてくれます。
コーナーでギャップを通過しても上下に一度バウンドし、
左右に振られる事もなく直ぐに収拾してくれるので、
不安を感じる事は殆どありません。
一方MT03は、アクセルの開閉に対して非常に敏感な反応をします。
アクセルを閉めれば急激なエンブレ、開ければドンと押されるような
加速をする、いわゆるハーフスロットルの状態が出来ない感じです。
ギャップを通過した時はフロントが左右に振られるため、
それを抑えようと腕に力が入ってしまいます。
コーナーはかなり神経を使います。
同じインジェクションのTDM900と比べても、MT03はかなり乗りにくいです。
こういうバイクこそ、内圧コントロールバルブが有効な気がします。
ライディングもSRXとは違うと思いますので、上手く乗れないのは
私が下手だけかもしれませんが(^^;

ブレーキ
これはSRXが断然勝っています。MT03にもMOSを付けて欲しかったなぁ。

上記の内容は、峠をかなりハイペースで走った場合の話で、
通常ではまず問題のないレベルだと思いますが、私の知っているSRX乗りの方たちは
通常な人達ではないので、多分このバイクに不満を感じると思います(^.^;

峠でこの二台がバトルしたら、直線でMT03、コーナーでSRX、で最初にゴールするのはSRXでしょう。

今日は、アフターバーンの症状を正確に把握しようと渋滞の中を走ってみました。
時速2~30キロだと丁度症状が出る2500回転あたりになるのですが、
アフターバーンと共に車体がぎくしゃくして、丁度ガス欠寸前の状態で走るような感じです。コーナーでの敏感な反応もこれが関係している可能性があるように思います。
これが治らないと、本当の意味での評価は出来ないと思いますが、
とりあえずという事で\(_ _)

ただ、いろいろ書いてきましたが、バイクの魅力は速さだけでは無いし、ましてやSRXを乗り続けている人達はそれを十分理解していると思います。ここに書いた事など気にせず、自分が乗りたいと思うバイク(MT03だけではなく)を素直に選ぶのが一番いいと私は思いますよ。

posted by simple at 23:28| Comment(3) | MT03 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする