MT07アンダーカウル新発売

MT07アンダーカウルを発売しました。
あまり主張しすぎるのは個人的に好きではないので、出来るだけコンパクトに造りました。
そう言えば当社の屋号の話、したことないですよね。
「Simple is the best, small is beautiful」から「THE SIMPLE」としました。
良い商品は、コンパクトで構造が単純という思いからです。
今回のアンダーカウルもその思いで制作しました。

製品開発にあたって、気を使った部分を記載します。
まずは取り付け方法。
ステーさえ取り付けてしまえば、カウルは4本のボルトで固定するだけなので、脱着が容易です。
オイル交換はカウルを外さなくても出来ます。

でも、オイルフィルターは外さないと出来ません。
フィルター前部のカウルをもっと切り込めば外さなくても出来ますが、
隙間が広く空きすぎて見た目が良くないので、やめました。
カウルを外して交換して下さいm(_ _)m

カウルの一部を削り込んでオイル点検窓が見えるようになっていますので、
点検が容易です。

カウル後部を出来るだけ内側に追い込んでペダル操作時に干渉しないように配慮しました。

MT07フォークオイル交換

MT07のフォークオイルを交換しました。
R25のスプリングに交換してから、＃5、＃10とオイルを替えてきて、
特に不満があるわけじゃないけど、どうせなら＃15も試したいと
今回はそれを使ってみました。
単純に＃10から1.5倍の粘度になりますから、硬くなるかなと想像してましたが、
工場周辺を走った限りでは、そんなことはなくとてもしっとりした乗り心地になりました。
ストロークは今までと変わらず、ゆっくり動いている感じです。
自分の使い方には向いているような気がします。
早くテストしたいな！(^^)

SDRの不具合判明

SDRが完成してから気になるところがありまして。
ある一定の回転数でパーシャル状態で走行すると、酷いギクシャクが発生します。
2サイクルはある程度出るということなので、仕方ないかなと思って乗ってたんですが、
あまりにも酷くて何か不具合があるんじゃないかと。
で、やっと原因が分かりました。
YPVSの配線が間違ってました(^_^;)
完成してYPVSの作動確認をした時に、アクセルをちょっと開けるだけで
すぐに全開するのが気にはなってたんですが、
ギクシャクを除けば普通に走ってしまうので、そこに原因があるとは思ってもいませんでした。
YPVSの動画をネットで見つけて、比較すると明らかに動きが違います。
そこからマニュアルを参考に調べていくと
YPVSのユニットと、CDIを繋ぐ配線が間違っていました。
結局のところ自分のミスなんですが、画像を見てもらうと分かるけど、
黒白と黒黄の配線、判りづらいよ！。どうしてこの配線カプラーじゃないの！？
今のバイクならこんな間違いしそうな配線しないよな・・・とか、
誰かのせいにしないと気が収まりません。
まあ、壊れなくてよかった(^_^;)

老眼の私には判別しづらいですよ(T_T)